宝水ワイナリー

宝水ワイナリー
くらうち・たけみ氏

地域活性化のために

―岩見沢の宝水町でワイナリーを始めたきっかけは?
宝水ワイナリー

私は農家でしたので、20年以上、ブドウ作りをやっていたんですが、たまたま通りがかった当時の市長さんが、車窓から見た私のブドウ畑が大変景観がいいということで気に入ってくださったこともあり、岩見沢市の強い後押しがあって、「岩見沢市特産ブドウ振興組合」を2002年に立ち上げたのが始まりです。 その後、ブドウ作りの時から付き合いがあった者が初代の代表となり、北海道庁や地元の金融機関などの支援や地域の農家の協力を得て、「宝水ワイナリー」を設立しました。

宝水ワイナリー

ここの建物は、古材で建てています。小樽で軍需の船舶を修理していた建物で、そのまま移設したんです。 最近は、古材が見直されていますから、この建物を見に来られるお客さんも増えてるんですよ。

また、ワイナリーの立ち上げの1年前からソフトクリーム屋も始めています。おかげさまで大変人気があり、今年も11月3日まで営業しています。

宝水ワイナリー

自社畑100%を目指して

―ワインづくりに対し、どんな想いをお持ちですか?

ワイナリーとして立ち上がった以上は自社畑100%でやりたいと思っています。 来年で8ヘクタールが整備され、植栽も終わりになります。 植栽してから4年目からの収穫になりますが、これで自社畑100%になります。 宝水ワイナリーのワインもイベントや色々なところで置かせていただいてますが、そこで飲んでおいしかったから、とわざわざここまで訪ねてきてくれるんです。 これがやっぱり一番嬉しい。道外からも来てくれます。早く自社畑の整備を終わらせて、もっともっといいブドウが採れるようにしたいと思っています。ただ、 自然のことなので、春先の遅霜や大雨などで、ブドウがやられてしまうこともあります。これが辛いところです。

おいしいと言われるために

―ワイン作りでこだわっていらっしゃることはありますか?

うちの醸造家なんですが、若くて全く融通がきかないんですよ(笑)。 私は、これくらいでいいべ、と言うんだけれども、「いや、だめだ」と曲げないんです。 中途半端なワインは作らないと頑張っている。私たちは、皆さんにおいしいといわれることが嬉しいんですよね。 私はとにかくいい原料(ブドウ)を作ること。いい原料(ブドウ)であればいいワインができると思っています。

おすすめワインのおいしい飲み方

宝水ワイナリー
オレンジピンクロゼ
―宝水ワイナリーのおすすめワインを教えてください。

やはり一番のおすすめはオレンジピンクロゼです。うちで一番甘いワインで、自社畑100%のブドウで作っています。 お手ごろな価格ですので、一番の売れ筋でもあります。 試していただきたい飲み方としては、三ツ矢サイダーとオレンジピンクロゼを冷やして、半々で割ってスパークリングワインのように飲んでいただいくと、夏の暑い時期にもおいしいですよ。

宝水ワイナリーの輪を広げたい

―最後に、今後の倉内社長の夢、展望など教えていただけますか?
宝水ワイナリー

私も何とかここまで、ワイナリーを持ち上げてきたんですけども、おかげさまで少しずつ輪が広くなってきたと思っています。 訪ねてきてくださる方も関東や関西、北越、いろんなところから、寄ってもいいですか、と電話をいただき、少しずつ広がってきたのかなと嬉しく思っています。

また、自社畑の整備も来年で終わる予定で、収穫を待つだけということになるので、今後自社畑100%のワインをどんどんと出していきたいと思います。 そして醸造家には、このブドウでワインを上手に作ってもらうことを一番願っています。 今後とも宝水ワイナリーを、もっともっと良くしていきたいと思っていますので、皆さん、ぜひ宝水ワイナリーのワインをたくさん飲んでいただけると嬉しいです。

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